フロントガラスのヒビでお知らせか
11年前の車に乗っていたが、先日買い替えた。
昨年夏、私の祖父母のお墓参りに行く途中の高速道路で
石が飛んできて、フロントガラスに1センチくらいの丸いヒビが入った。
いろいろ調べて、それくらいならレジンか何か注入すれば直るとわかり、
専門の店へ行き、直してもらった。
そして、今年先月、夫の父親のお墓参りに行く途中の道路で
またもや石が飛んできて、今度はまん中下に当たった。
一気に10センチ位のヒビが下から上へ伸びた。
走るうちにどんどんヒビの線はじわじわ伸びる。
ああ、と思った。
おそらく夫もそう思ったと思う。
これは何かの警告なのではないかと。
古い車で、一昨年の夏はマフラーを支えるゴムみたいなものが
切れて、マフラーが落ちかかった。
ああ、そういえば、その時も夫のご先祖様の夏のお墓参りだった。
その後走っているのにブレーキ音みたいな音がキイキイなるし、
そろそろタイミングベルトなど交換しないとやばそうだな、と
思っていた矢先であった。
しかし、見た目はまだまだキレイだし、夫も私も気に入っていたので、
手放すなどとは考えもしていなかった。
11年経てばそれなりに劣化する。
乗り続けていたら見落としている所が大変なことになるかもしれない。
それにもうすぐ車検もくるのでまたお金がかかる上に
フロントガラスを取り替えれば更にかさむ。
これはきっとお知らせなのだ。
フロントガラスが割れてなかったらきっと、
手放さなかった。
さすがにそこまですれば私たちもあきらめるだろうとの配慮なのかもしれない。
ご先祖様か、神様か、仏様か、わからないけれど、
もう買い替えるしかないと思わせてくれたのだろう。
お墓参りの行き帰りで、フロントガラス2回、
マフラー1回、お知らせとしては充分伝わったと思う。
どなたかわかりませんが、お知らせいただき、ありがとうございました。
ガラスのヒビは新たに買う車が決まるまでじわじわ伸び続けた。
幸い、すぐに欲しい車が見つかった。
買う車が決まるとヒビの伸びは止まり、
納車が決まるとまたヒビは伸びていた。
これもまたお知らせだろうか。。