メトリジンを飲ませようと決意
今日も息子はなかなか起きず、
お互いもう精神をやられそうなので、
息子と話をして、薬を使ってみることにした。
血圧を無理矢理上げる薬なのだから
何か体にムリさせる薬なんだろうと
なるべく使用したくなかった。
学校の先生は
まだ薬をのまないのか、とか
自分の授業の単位が足りなくなる、
とか、追い込む。
熱血漢が故に。
時々、現実のしわを見つけて
吐き気をもよおす。
まったく自分が現実にタッチしていないような
宙に浮いてしまって
どこにもつかまるところがないような。
それが、時々
現実の中に現れて。
息子を起こす時にできる
息子の眉間の皺みたいな、
メントスみたいなツルツルの皺。
それは突如として
変なところで現れる。
吐き気。
脱力して流れに任せるしか
方法はない。