自然に流れる

流れるままに記録して、それを遠くから眺めてみたいのです


確かにすごいけど

お世話になっている方の油絵の個展に行ってきた。

すごい方だ。

一年に100点も作品を仕上げるという。

しかも、すごいところに名を連ねている。

謙虚、かつエネルギッシュ。

素敵なおばさま、いやお姉様。

二十年前の私だったら、憧れていたに違いない素晴らしい方である。

がしかし、

今の私はそれはそれとして内心冷静に見ていたのであった。

昔のエネルギーがなくなったのか?

あまりにすごすぎて、ああ、参りました〜的なのか?

確かにそれもあるんだろうけれど、

最近、感じるそれぞれがそれぞれの役をやっているという見方をしてしまう。

おお、すごい役を担っているなあ〜と。

 

冷めてしまったのか!いや、醒めてしまったのかも!

ならいいけれど、わからない。

 

昔みたいな感じを感じない、

すごい絵を見てもふーん、と思ってしまう。

イヤなやつだな、自分!

感動したふりなんかして、もっとヤだな!

 

でもいいんだ。別に。もう。そういうものだから。

触発とか、そういうのもなんか。

熱い歌とか、そういうのもなんか、ふーん。って。

ああ、つまんないやつになりさがってしまったのか!自分てば!

 

アルボムッレ・スマナサーラ氏の

ブッダのユーモア活性術」

を読んだ。

 

受け入れて、フフ、みたいな。

そういうものか〜と。

短くし過ぎだけど、そんな感じなのか、と。

ちょっと安心したのだった。