マハリシのことばにうっとり
どんなものかと期待なく借りて読んでみたこちら、
「過去にも未来にもとらわれない生き方」
ステファン・ボディアン 著 松永太郎 訳 PHP研究所
これ、悟りについてのすてきな本であった。
しかも、ああ、そうか!というところがたびたびあり、
中でもラマナ・マハリシの言葉の引用が、これまた。
以下引用
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ラマナ・マハリシは簡単に言いました。「教えというものは火搔き棒であって、それは火をおこすものにすぎない。いったん火が燃え上がったら、もう棒は投げ捨てて、燃えるままにしておけばよい。あなたの持っている本も、ハートに火をつけ、燃え上がらせるという役に立てばそれでよいのである。しかし最後には、あなたは、どんな正確な概念や思考であろうと、すべての概念を捨ててハートの知恵の中に死ななければならない。
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中の
「どんな正確な概念や思考であろうと、すべての概念を捨ててハートの知恵の中に死ななければならない。」
を読んだ時、なんて美しいんだろう。とすごくうっとりした。
今もうっとり。
何だかよくわからないけど、うっとり。
美しい。ただ、わたしの求める美しさだ、と感じる。
ああ、もう泣きそうだ。
そこが強力すぎて、他にもいいなと思うところがたくさんあったのだが、
忘れてしまった。
あ、自分の境界が溶けるとか、そういうところ、
それでいいんだな、と確認できた。
言葉や知識で説明できるものにたよってはいけないんだな。
それは。
私がこの前自由を感じたようなそういうものでいいんだな。
と感じられて安心した。