自然に流れる

流れるままに記録して、それを遠くから眺めてみたいのです


面倒臭がりの改善策その3

はあ~やっと新学期が始まりホッとした。
まだすぐに帰ってくるが、すこしでも一人の時間があるのはうれしい。

入学式には夫の両親も来た。
一昔前までは、夫の両親が来るとなったら大慌てで大掃除!だったのだが、
小掃除くらいですむようになった。
これは、学習の結果である。

結婚してからも最小限の掃除しかしなかったのだが、
(一人暮らしの時は何日かに1度掃除機をかける程度だった。
しかし、夫が毎日掃除機をかけないとうるさいので毎日かけるようにはなっていた。)
子供が生まれると、夫の両親は突然、月に2回程は訪れるようになったのだ!

土曜や日曜の朝早く電話がなる。
「今日、そっちへ行くから」との電話だ。
ゲー!家きたない!どうする!!
と、大慌てで家を掃除するのが常であった。
あまりの忙しさにイライラし、何で突然来るんだ??と、機嫌悪くなりながらの掃除。
イライライライラ。
おそらく、両親はただ、赤ちゃんを見たかったのだろうが..

突然来られては困る程の散らかりようである。
しかも両親は普通以上にきれい好きである。
しかし面倒臭がりな私はギリギリまで掃除しないので、
台所もトイレも玄関も全て汚い!
パニックだ。

到着直前まで掃除し、なんとか一件落着。
両親が到着するときには、もうグッタリである。

そんな事が1年程続いた。
すると、だんだん来る前日になると
掃除した方がよさそうだ、という
動物的カンがはたらくようになった。

しかし、大掃除になる事は同じである。

最後に私は悟った。
「じゃあ、突然の訪問に耐えられる位のキレイさを
常にキープすればいいじゃないか?」と。

付け焼き刃的な掃除ではなく、
いつもきちんとしておけば慌てないし、不機嫌になる事もない。

そんな事は誰でも頭で考えればすぐにわかる簡単な事だ。
しかし、本当に理解する事とは違う。
何度もイヤな気分になりながら、私はやっと理解した。

まずは水まわり。そこが肝心。
そして、溢れる物を捨てる。
それを日課にする。
詳しくはまた後に書こうと思う。

まだまだアマいかもしれないが、
だいぶ落ち着いて突然来る両親を迎えられるようになった。
もっとも子供が大きくなるにつれてあまり来なくなったのだが。

お陰でなんと、幼稚園のママに「いつも部屋がキレイ!」
とお褒めの言葉をいただくまでになったのだ。
あのギリギリまでやらなかった掃除嫌いの私が!
自分でも驚いている。

そして今や、毎日掃除機かけるのは当たり前で、
この前も風邪をひいていながらも毎日かけていた。
驚くべき変わり様である。
人間は変われるものなのね..

掃除に小ウルサイ夫と、突然訪問するキレイ好きな夫の両親に感謝である。