自然に流れる

流れるままに記録して、それを遠くから眺めてみたいのです


インフルエンザワクチンは打たない

何故か、今年から、ここの地域では子供の
インフルエンザワクチン接種の助成金が出るようだ。
1,000円割引。らしい。
クーポンをもらったら、欲しくなくても
ちょっと「買おうかな」と迷ってしまう、そんなような気分で、
「ええ?インフルエンザ打っちゃう??」
とちょっと揺れた。

でも、まて。今までインフルエンザは打ってきていないが
インフルエンザにはかかっていないじゃないか。
今年もやめとこうと思ったじゃないか!

と思い、とびひの際の薬疹の事もあり、
やはりやめておくか、と考え直した。

しかし、でも何故今、この助成金を出すのだろうか?
よっぽどひどいインフルエンザ予報でも?
そしたら、打っておかなくては大変な事になるのか??

早速、本を借りてきた。
「インフルエンザ・ワクチンは打たないで」母里啓子(もりひろこ)著
とりあえず、ばーっと読むに、

*インフルエンザウイルスは常に変異しているので、
ワクチンを作って、市場に出る頃にはもうそのワクチンとは違う形になっている。
だから、打っても意味がない。
*インフルエンザで脳症になるのではなく、脳症はインフルエンザの時ばかりでなく一部の解熱剤が原因といわれている。だから、脳症を防ぐというのは違う。防ぐ効果もない。
*インフルエンザ・ワクチンの集団接種で副作用が出続けた為、1994年に子供への義務接種が廃止された。
*自然にインフルエンザに感染したあとは、強力な抗体ができ、形が違うウイルスに感染しても
それほど、重くならない。

という感じらしい。驚いた。
えっ!インフルエンザ・ワクチンて意味がないの??と。

確かに、同じ幼稚園で一昨年同じ幼稚園バスの子達が
次々とインフルエンザに感染した。
インフルエンザ・ワクチンを接種していたにもかかわらず。
感染しなかったのは、ワクチンを接種していなかった、うちの子供ともう1人。

去年は誰も発症しなかった。
ワクチンを接種した子も、してない子も。
という事は去年はワクチンが効いたというより、抗体ができて
一昨年のようなひどいことにはならなかったという事なのかもしれない。

今日も、ワクチンを打ったのに、インフルエンザにかかったから
今年はもう打たない、というママがいた。

そんなに効かないものを何故、打つかといえば、何となく恐いからだ。
いろんな場所や情報で恐さをあおられる。
さらにあおるような、今年の助成金通知。

本を読んでしみじみ思った。
このワクチンてば、打たれる人間よりも、
打つ人間や作る企業の方に効いているんでは?と。

今年もインフルエンザワクチンは打たない。事に決めた。