自然に流れる

流れるままに記録して、それを遠くから眺めてみたいのです


味わいつくしたら終了

イヤな気分。

同じ事を何度も聞かれて。

ヒマなのかなんなのかしらないけど、もううんざり!

 

という午前中。

 

これって。

 

この世に生まれてきたのはいろんな感情をアトラクションのように

体験するためだとしたら。

 

このイヤな感情も味わいたかったのだ。

でも、アトラクションということをすっかり忘れて、

ただ、イヤだと反応してしまった。

 

夫は運転中、いつも驚く程イライラすることに

出会う。

そして、そのイライラすることにいちいち反応している。

 

これは反応であって、味わっていない。

一度自分の中に入れて味わうことをしなくては。

 

そうしないと

味わっていない=体験が終わらない

ということになり、

 

いつまでたってもその体験は終了しない。

アトラクションは続くのだ。

 

もしも、そのイヤな体験をしたくなければ、

反応して反発するのでなく、

一度自分の中で味わうことだ。

 

味わって、こんな感情がこの世にあるのだと

感じて喜びさえもわき上がるほどでなければ

きっと終了しない。

 

そう考え直し、

午前中、私はイヤな気持ちを堪能するようつとめた。

 

なんだ、たいしたことでもない。

そんな気持ちになっている。

 

終了したか分からないが、

同じ事ではあれほどまでにイヤだと思うこともないだろう。