意味がわからなくてよし
前回の「正法眼蔵を読む」南 直哉 (著)をなんとかがんばって(^_^;)、
最後まで読んだ。
結局わからないままだったが、それでいいようなことが
終わりくらいに書かれていて、なんだあ〜じゃ、よかった。
と思ったのだった。
だいたいわかったりしたら相当な人ってことだよなあ。
よかった。よかった。
じゃなんのために読んだんだ?
ふと思ったが、まあ、いいや。読んだんだし。
ということにした。
けど、よかったことがある。
他の本で、正法眼蔵には洗面のことやなんかが
事細かく書かれている、ということが書いてあったが、
一体どの位細かく書かれているのかがわからなかった。
しかーし、この本にはそれが紹介されていて、
「おお!これが噂の!おお〜ホント細かい!」
と分かってよかった。
顔の洗い方や、
今のオーラルケアにも匹敵するようなケア。
おそらく当時にしては(今でもか)きれい好きの範疇を超えてたんじゃないか
というくらいの清潔の追求。すごい。
気になったのはお風呂に入ったりなんかして、
その後、香油をつけるとあるらしい。
その香油とは、どんな香りなのか、ということ。
道元さんはどんな香りがしていたのだろう。
同業(?)の方の臭い匂いがかなり嫌だったようだ。
今の時代だったらいろんなケア用品があるけれど
当時はたいへんだっただろうな、と思った。
ま、いいや。
でもなんとなく、私もお風呂上がりに香油をふりかけることにした。