そのままでいいか
ネイサン・ギルという人の本を読んだ。
「すでに目覚めている」
ネイサン・ギル 著 古閑 博丈 訳 ナチュラルスピリット
簡単な言葉しかないのに、すごく難しくて、
何度も眠ってしまった。
今ここにすべてがあって、それ以上でも以下でもなく、
派手な悟りが訪れるだろうみたいな期待とか、
自分自身とか、
そういうのないから、
平凡だから、全部一体だから、もう何もすることないから、
っていう感じで、
ふ〜ん、なんかつまんない。
と正直思うのだった。
(意味をとりちがえてたらごめんなさい。でもつまらなく感じたのは劇の中で催眠状態にあるからなのだろうか?じっさい催眠状態になったが)
とても簡単なのに、私には難しい。
期待も何もなく今だけを普通にみていることが。
それが全てとなるとまったく面白くもなにもない気がして。
その瞬間、瞬間てのもないのか、本当に気楽になり、
くつろぐことができるらしい。
楽にはなってきたけど。
そっか。
今の一瞬を生きようと必死になってた時(今もそういう傾向だが)、
あれも別にわざわざやってたというより、
ストーリーの中でただそうなっていたのか。
何もすることはなく、ただ見ている、見ている主体もなく、
なんなんだ、どうしたらいいんだ?
ぼーっとするしか。
自分を見抜くということが自然におこるのか、
いや、もう目覚めているから、この先どうこうとか、
ないんだろう。
やはりあれだな、ハンドルから手を離して楽しむことかな。