自然に流れる

流れるままに記録して、それを遠くから眺めてみたいのです


やっぱり

やはりリンデロンというステロイドを塗られ、
メイアクトMS小児用細粒という抗生物質が処方される。
塗り薬はベトノバールG軟膏というもの。
とびひは身体の内側と外側から菌をたたかなくてはいけないらしい。

今まで子供に抗生物質を飲ませた事はない。
でも、このひどさでは飲ませないと治らないかもしれない。
断腸の思いで、その抗生物質を飲ませる。
そんな思いなど知らずに子供は美味しいといって、飲む。
甘いらしい。
子供はどうやら、のみ薬に憧れているらしく、
以前も咳が長く続いた時にかかった病院からもらった薬を
飲みたいと言っていた。
飲ませてないが。。

飲ませた翌日鼻の上辺りが赤くすこし腫れたようになっていた。
次の日、少し拡がっていたが、
医者は何とも言わず、じゅくじゅくしたらまた来いとの事。
3日経つとひじや膝、背中に小さな湿疹がひろがってきた。
抗生物質のアレルギー反応だな、と思ったが、
抗生物質は途中でやめると、もっとひどくなるらしいといった情報から
なかなか止める事ができずにいた。

2日、3日と飲ませていたら、とびひはよくなったが、
湿疹がひどくなってきた。
関節に小さなぶつぶつがたくさん拡がってきている。

抗生物質を止めた方がいいと思ってはいたが、
止めてまたとびひがひどくなるのが恐かったので、
やめずに、4日飲ませた。

さすがに4日経てばいいだろうと丸4日分飲んで止めた。
しかし、湿疹がひどい。
顔は赤くなり、鼻の穴や耳もじゅくじゅくしてきた。
更にとびひを掻きむしりまたじゅくじゅくだ。

それを見ているとまたしても気持ちが折れそうになり、
毒を食らわば皿までも、と、別の皮膚科へ。
メイアクトの薬疹と断言はできない、と言われた。
そりゃそうだけど。。
何かわからないがおそらくステロイドの軟膏を塗ってもらう。
別のステロイド、ボアラ軟膏とアクアチム軟膏、
かゆみ止めに飲み薬エバステルOD(持続性抗ヒスタミン薬)を処方される。

ステロイドを塗られてテカテカした子供の顔を見たら、
はっ、とした。
薬の害を薬で治そうとしている!と。
またしても同じ間違いを犯すところだった。
湿疹は3~4日経ったところは自然に治っている。
今ひどくても、しばらく経てば子供の治癒力で治るじゃないか!

すぐに風呂でステロイドを流し、
薄めた竹酢液で消毒し、オリーブオイルを塗った。
かきむしってじゅくじゅくのところにステロイドを塗っていたが、
ステロイドを塗ったところはすぐにじゅくじゅくがおさまっていいのだが、
どうも塗ってない所に比べて、皮が薄く、すぐにやぶれるような気がしたので、
もう止めた。

シャワーを朝起きたらあびさせ、竹酢液で消毒し、オリーブオイル。
かきむしったところはオイルをしみこませたガーゼを貼る。
それを夜寝る前にもやる。
2~3日したらだんだんキレイになってきた。
オリーブオイルのかわりにキャスターオイル(ひまし油)を使ってみたら
良かったので、それにきりかえる。
鼻の穴や耳もじゅくじゅくがおさまり、皮がむけてきた。
おしりも皮がぼろぼろむけてきている。
ひじや膝の湿疹はおちついてきている。

相変わらず、夜中はかきむしっているが、なんとか皮もやぶれなくなってきた。
かゆそうなところには美肌水にスペアミントオイルとティーツリーオイルを入れたものを
塗り、パタパタあおいでいる。
薬を塗ったり、飲ませたりした方が夜中お互いに起きなくて楽なんだろうな、
と思うが。。強い薬だと結局、後々大変になるような気がする。
手間はかかっても、自然に治るように手助けするような方法がいい。と私は思う。